2008年3月28日金曜日

ルーティング、フォワーディング

Solaris10(118833-36 以降)はルーティングの設定に/etc/inet/static_routes に以下のように記載する。

192.168.10.0/24 192.168.10.254

再起動後に、netstat -rn でスタティックルートが出来ている事を確認する。
わざわざ、再起動しなくてもサービスの再起動で行えないものかと調べてみると、
/lib/svc/method/net-routing-setup というスクリプト内にstatic_routesファイルが存在するか確認している事を発見する。

続いて、
svcs -a|grep -i routing

で、svcのサービスを確認すると、svc:/network/routing-setup:defaultを発見。
なので、以下のコマンドを実施。

svcadm restart svc:/network/routing-setup:default
netstat -nr

上記でスタティックルートが作成された事を確認する。
ほっと一息。

実験として、static_routesファイルを編集して最初に作成したエントリ(192.168.10.0)を消してsvcをリスタートしても消えないことが分かる。
なぜだろう?
とりあえず、route deleteコマンドで削除できることを確認するものの気持ち悪いので
static_routesファイルを作成・編集後はサービスのリスタートではなく、サーバ再起動で実施するの
がよいのではないだろうか。


IPフォワーディングを行いたい場合は、
routeadm -e ipv4-forwarding;routeadm -u

eはenableでuは即時反映

routeadmでフォワードが有効設定になっている事を確認
即時反映しない場合は、サーバ再起動後に有効となる。


うーむ。
Solaris10はsvcを制したものが勝つような気がする。
それにしても、svcの情報がすくない。。。

【追記】

スタティックルートの設定(追加情報)

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